サマプロ©2014ブログ

夏のインターンシップ‐サマープログラムin上海万谷建築設計8/10(日)~9/7(日)

はじめまして!/Shota Minakawa

はじめまして筑波大学大学院の皆川将太です。

本年度のサマプロに参加させて頂く事になり今からとても楽しみです!

ブログは初めてなので書きながら慣れていこうと思います。笑

 

 

今回は軽い自己紹介とサマプロへの抱負について書かせていただきます!

名前:皆川将太(ミナカワ ショウタ)

出身:秋田県仙北郡美郷町

特技:お絵描き、ものづくり、習字、ソフトテニス、水泳、アルトホルン、スキー、スノーボード

カラオケ(女声)、セルフヘアカット(両利き)、幽体離脱、徹夜、やる気etc...

 

親戚を含め、自分は学校の先生一家の家系に生まれました。昔から手を動かす事が大好きで、高校生くらいまでは小学校の先生になって図工の楽しさを教えたいとも思っていましたが、自分でもっとものづくりがしたくなり、建築の道へと進みました。広くいろいろな事にチャレンジしてきました。少々マイナーな特技も混ざっていますが(笑)

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↑は大学4年次に誕生日のサプライズをしてもらった時の写真です。笑

 

自分は秋田県出身で、学部時代は秋田県立大学で建築の歴史を専攻する研究室に所属していました。

「建築史を通し、そこにはどんな問題が存在し、それをどう理解していきたいのか?」

歴史には終わりがなく、それまで積み重ねられてきた過去の情報に対し、

「如何に批判的に新たな視点をもって見る事ができるか?」

この批判的な視点を持ちながら、今の世の中を見ていく事で、沢山の発見、様々な問題意識が生まれ、それらに対する新たなアプローチをしていく事が今後の自分の糧になるという事を学びました。この経験は一生物だと思っています。

 

大学院ではより建築デザインを中心に学びたいと思い筑波に来ました。みんな本当に個性的な人が多く、同期をはじめ、先輩や後輩、先生方など沢山の方に支えられている事に日々感謝です(^^)

 

 

 

サマプロへの抱負

実はサマプロへは昨年も応募させて頂き、今回で2回目の挑戦でした。リベンジ達成です!笑

そして学部時代の大先輩でもある安部井さんが勤めているので再会するのが凄く楽しみです!

今年もサマプロに挑戦しようと思った理由は以下の2点になります。

・自分の中の建築設計に対する考え方がはっきりしてきたという事

・日本にはない建築の可能性が中国にはあるのではないかという関心を強く持ったという事

 

皆さんはロバート・ヴェンチューリという建築家をご存知でしょうか?

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モダニズム建築を批判し、ポストモダニズムの先駆者として知られています。ハイカルチャーからポップカルチャーへの以降にいち早く気付いた先駆的な視点から、建築の「記号性」に注目した事で有名です。そして「形は機能に従う」というモダニズムの機能主義に対し新たな見方を提示しました。

何が言いたいのかというと、これからの現代建築のあり方はどうあるべきなのかという事です。情報化社会という名の転換期を迎えている現代だからこそ既存の枠組みに捕われない新たな視点を持つべきだと常に考えています。

 

最近はっきりしてきた自分の建築設計に対する考え方は

世の中の未だ着目されていない様々な要素を意識し、それらを空間に落とし込む

というものです。やや抽象的ですがこんなイメージです。

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中国の建築の勢いにはいつも圧倒されます。そしてエネルギーに満ちあふれ、既存の枠組みに捕われない発想から生まれる数々の大きなプロジェクトに魅力を感じています。

今回のサマプロを通して中国の建築に対する新たな可能性を探りながら、自分にとって肥やしになり得る経験が出来るよう頑張りたいと思います!こんなちょっと変わった人間ですが約1ヶ月間よろしくお願いします!

 

次回は事前課題の「身近なコンバージョン建築」について書きたいと思います!