即日課題01_ kohei TOKUNAGA
即日課題1回目!
テーマは上海と自分の街のスケール分析っす。
左が宿泊先のブルーマウンテンを中心とした航空写真。
右が私が住んでいるマンションを中心とした航空写真。
01_まずは全体的な事について...
以下の事が挙げられます。
上海
■建築面積が比較的大きく、それらは大体同じような規模
■色相が限定されている
■屋根面が朱色の建築が低層高密に、土色の建築が高層低密に
■範囲内に収まっている要素の種類が少ない
福岡
■建築面積にばらつきがある
■色相が比較的多様
■屋根面が朱色の建築が低層高密に、土色の建築が高層低密になってる
■川、鉄道、工業、学校など要素がたくさん
02_主要な施設について...
地図上の大きい円が半径1km、小さい円が500mです。
上海
■主要施設の要素が少ない
■1km圏内に地下鉄が2駅ある
福岡
■大学や駅、神社や工業など多様
■1km圏内に地下鉄が1駅、JRが1駅
03_主要な施設について...
上海
■幹線道路は幅広で、鲁班路は40m幅
■街区がかなり大きい
福岡
■幹線道路は比較的幅が狭い、国道3号線でも30m
■街区が小さい
04_緑地について...
上海
■並木道で道路と一体的に緑地が計画されてる
■全体的な緑地面積は両者同程度
■集合住宅内のコモン緑地が大半
■パブリックな公園はない
福岡
■大学、神社、公園など緑地空間にメリハリがある
■並木道はない
■パブリックな公園が多い
05_まとめ
土地の所有権、住宅制度が顕著に都市構造に表れています。
あくまで都市構造という観点では、上海は画一的で福岡は多様です。
用途地域について福岡では工業、住居など細かく線引きされている印象ですが、上海は混ざり合っている印象です。
しかし見方を変えると、一方ではスケールの話ですべて解決するかもしれません。
右の福岡の航空写真だけ400%に拡大してみました。
スケールの違う両者の航空写真を比べると少し似てきた様な気がしています。
これまで主張してきた街区の大きさや要素のメリハリの違いも
両者の人口のスケールが違いすぎる故の現象なのかと思っています。
1km圏の分析は以上とし、つぎは上海全体と福岡全体を同スケールで
比較分析することで更なる理解ができるかとも思っています。
0820_ kohei TOKUNAGA